【通販】愛犬のおやつにジャーキーを与える際の注意点について

内臓や消化器官が未熟なパピーの時期は与えない

ワンちゃんは人間の赤ちゃん同様、生後間もないうちは母乳やミルクを飲み、月齢とともに離乳食がはじまります。そして徐々にドッグフードに切り替わっていきます。内臓や歯などが未熟なうちにおやつを与えてしまうと健やかな成長の妨げになってしまうため、おやつは月齢に合わせて選ぶことが大切です。

特にジャーキーの場合、消化しにくいのが特徴です。パピーのころは内臓や消化器官が未熟で、消化されずに残ったジャーキーが胃壁や腸壁を傷つけることがあります。

ジャーキーをはじめとした硬めのおやつを与える時期としておすすめなのは、生後6ヵ月を過ぎたあたりです。この時期は乳歯から大人の永久歯へと生え替わる時期で、体も大きくなり内臓も発達しています。硬いジャーキーでもしっかりと噛み砕ける力がついているため、安心して与えることができるでしょう。

小さくちぎって与える

生後6ヵ月を過ぎればジャーキーを与えても問題ないとはいっても、なにも工夫をせずに与えるのは危険です。ワンちゃんは、飲み込めそうな大きさであれば与えられたものをそのまま丸呑みしてしまいます。硬くて大きいジャーキーをそのまま飲み込んでしまうことがないよう、できるだけ小さくちぎってから与えましょう。1つのジャーキーを1回で食べるより、複数回にわけて食べるほうがワンちゃんの満足度も高くなります。

また、ワンちゃんの中にはおやつを喉につまらせたり、体に合わず下痢をしたりすることがあるため、おやつは目の届くところで与え、与えた後の体調の変化などにも注意しておきましょう。

一度に与えすぎない

ワンちゃんが可愛いからといって、おやつを与えすぎてはいけません。ジャーキーをはじめとするおやつはトレーニングやしつけのご褒美として、コミュニケーションアイテムとして、苦手なものを克服するためなどに与えるサポートフードです。おやつを与えすぎてしまうとそれだけでお腹いっぱいになり、本来ワンちゃんに必要な栄養素が豊富に含まれているメインのドッグフードを食べなくなります。それにより、偏食や肥満の原因となってしまいます。

適切なタイミングで与える

ワンちゃんはもらった量よりも、もらえること自体に喜びを感じます。少しずつ何回も与えることのほうが喜びは大きく、「頑張れば美味しいものがもらえる」という行動を何度も繰り返し行うことで信頼関係を築くことができます。そのため、ワンちゃんが欲しがっているときに与えるのではなく、トイレに成功したら与える、おすわり・お手ができたら与えるなど、タイミングをしっかりと決めることが大切です。