国産ドッグフードを通販で購入する際の選び方

原材料の産地や仕入先がわかる

ペットフードに関する法律によると「ペットフードの製造工程のうち、最終加工工程を完了した国を記載する」とされています。つまり、海外で製造されているものでも、最終加工を日本で行っている場合「国産」と表記できるということです。

パッケージに「国産」と書いてあっても、使用している材料は海外産のものということはよくあります。そのため、愛犬のために安全・安心のドッグフードを購入したいというときには、原材料の産地や仕入先などをチェックしてみましょう。

種類のわかる安全な油脂が使われている

ドッグフードの原材料として、動物性油脂・植物性油脂・魚脂・家禽油脂と書かれているものを見かけることがあるでしょう。これらの油脂は、実際どのような動物や植物から採取された油脂なのかわからないため、おすすめできません。特にアレルギー体質のワンちゃんには注意が必要です。

また、動物性油脂や魚油は酸化しやすい性質から、酸化防止剤を使用している可能性があります。加工段階で使用されたものに関して記載義務がないため、酸化防止剤を使用しているか否かはこちらでは判断できません。安全面を考えてドッグフードを選ぶ際には、どのようなもので油脂を採取しているのか、酸化防止にはなにを使用しているのかなど、きちんと説明されているものを選びましょう。

注意すべき成分は含まれていないか

国産ドッグフードの中には、合成保存料や着色料、香料、防腐剤、酸化防止剤などの食品添加物が含まれているものがあります。これらはドッグフードの品質を維持するために添加されるものですが、ワンちゃんの健康にはよくありません。消化吸収されにくいため老廃物として排出されず涙やけや体臭などの原因になったり、アレルギーを引き起こしたりします。

ワンちゃんの体に優しいドッグフードを選ぶなら、危険な添加物や原材料を含まないヒューマングレード（人間基準）のドッグフードを選びましょう。

必要な栄養素が含まれているか

ワンちゃんの健康に欠かせない6大栄養素として、炭水化物・タンパク質・ビタミン・ミネラル・脂質・水があります。特に、本来肉食動物であるワンちゃんには高タンパク質なドッグフードを与えるのが重要です。また、必要な栄養素のバランスは成長度合いによっても変化するため、ワンちゃんの成長に合わせてドッグフードを変えてあげましょう。